ここで紹介するDC-2Vもそんな風変わりなカメラの一つ。「オペラグラス」のニックネームが付けられた独特のスタイル。一体どんな代物なのか?
このカメラは最近手に入れたもので、お値段は150円!!値札は300円だけど、半額セールで購入できた。
状態は「ジャンク 未動確です」。しかし、その場で単3電池を入れて確認したら、「動いた!撮影もバッチリ!」
まずは外観。上から。
左に表示部、右ににシャッターとズームレバー。
ズームは標準と2倍の切替式で、電動ではないです。
ホログラムの「RICOH DIGITAL CAMERA SYSTEM」。
表示部オープン。綺麗なストラップが付いてきた。本体は使用感がそれなりにあるけど…。
正面から。一般的なカメラと違って、レンズとファインダーが左に付いている。
一般的なカメラの、操作部に当たる部分。
液晶を取り付けると、さらに厚みが増してしまう…。取り外すこともできるけど、端子カバーが無いので外せません(汗)。
左からモードスイッチ、外部・内部メモリー切り替え、内部から外部メモリーへのコピー、ファインダー、電池収納部。
ファインダーの下にマイク(多分。DC-2Vの説明書が無いので)。
スライドスイッチを左にずらすとレンズバリアが開いて撮影モードに。
真ん中で電源オフ、右にずらすと再生。
表示部側の側面。本来はカバーが付いているけど、無くなっていた。
液晶側は、液晶を外すためのUNLOCK、イヤホンジャック。注意書きのラベルも。
本体側上段:DC IN 5V、AV OUT、RS-232C/AUX、FORMAT。
本体側下段:PCカードスロット。
表示部を開いたところ。
右側のダイヤルは、上が音量、下が明るさ調節
ダイヤル式なのが時代を感じる。
液晶を挟んで左はスピーカーと液晶表示を強制的に消す為のスイッチ。
そして、本体にもモニタースイッチが。これも表示切替に使うものですが、撮影中にシャッターを半押しした時だけ表示するか、常に表示するかの選択に使うもの。
当時は液晶表示すると電池の消耗が激しかったから。
様々な情報を表示するモノクロ液晶もコンパクトタイプでは懐かしい。
カラー液晶の解像度は荒いし、拡大表示はできない。
液晶の拡大。購入した店内を試し撮りした画像を表示中。
底面。立派なPCカードイジェクトレバーと、三脚穴。
電池は単3電池を4本使用。
電池蓋の爪が1ヶ所しかなくて頼りない。
幸い、爪は無事だったけど。
もう一つの付属品、10MB(!)のATAフラッシュメモリーカード。
この機種は5V仕様しか使えないので、付いてきて大助り。
というのも、従来型のPCカードスロット内蔵ノートPCをもっているので。
ユニークなイラストの純正品。
ちなみに製造は、Windowsのデバイスマネージャで確認したところ、IBMだった。
タイプ1のPCカードも初めて見た。左はタイプ2。
…と、本体の事を色々書いていたら長くなってしまったので、使用感や撮影した写真は別の記事にします。
DC-2V関連リンク
- 公式サイト
- DC-2V / デジタルカメラ | RICOH IMAGING
- 使用説明書(DC-2E)
- DC-2E / デジタルカメラ | RICOH IMAGING
- 非公式サイト
- DC-1/1S/2/2L/2V/2E/2S Frequently Asked Questions
こんばんは。
返信削除昔は色々ユニークな機構・デザインのカメラがあったんですねえ。
私もリサイクル店で何か探してみようかな。
ところで DC-2V という型番だけ見たら、一瞬アダプターとか電源関係の何かかなって思っちゃうのは私だけ?(笑)
コメントありがとうございます。
削除黎明期は、「この形がデジカメ」というのが無かったので、個性的なモデルが多かったですね。
>リサイクル店
ハマると大変な事になるので、程ほどにお願いします(経験者は語る)。
>型番
言われて気づきました!
確かに、現物を見ないと勘違いしそうですね。