2001年に発売された、IBMのUSBスペースセーバーキーボードを、わずか500円で手に入れました。
IBMらしい個性的なデザインに惹かれて購入したこのキーボード。
当時12,000円しましたが、どの程度使えるかをご紹介します。
購入したのは地元のリサイクルショップ。
外観はキートップの文字かすれやテカリが無く、比較的綺麗だったんですが、TrackPointのスティックが破壊されていました!
何でこんな事を!?タイピングの時に邪魔だと思ったから?
だったら、キャップをはずすだけで良かったのに…。
ちなみに、クリックボタンは無事でした。
光り輝くIBMロゴ!IBMがパソコンで輝いていた時代がありましたね(遠い目)。
その下にある、「Nm Lk/Sc Lk」ボタンは、Shiftキー同時押しで「Sc Lk」が機能します。
ただし、Linuxでは機能せず。ノートPCに繋いで、本体のキーボードで有効にすると、解除できなくなってしまいます。
裏側。
ケーブルを出す位置を変えられる仕組みになっています。
また、両サイドが斜めにカットされていて、ThinkPad 600辺りを彷彿とさせます。
このキーボードのプロフィール?
パーツナンバーは24P0349ですが、パッケージとしては22P5164として販売されていた模様。
そしてシリアルナンバーが、「0001633」…一体何台生産されたんだろう?
USBハブ機能もあります。ただし、1.1止まりですが…。
横から。
厚みがあってストロークが深く、窪みを付けてタイプミスしにくいように工夫されています。
青いエンターキーに、ファンクションキーなどがグレーになっていて、ThinkPadでいえば30系の世代に発売されたこのキーボード。
本体にはラメ入りの塗装が施され、持つとずっしりとした重さで、土台がしっかりしているのかしなる事が無く、タイピングの感触も軽快ながらクリック感があり、上品な感じで、病みつきになりそうです。
欠点ですが、ハード的な物はあまり感じられないです。
ソフト的には、キーボード単体で入手したため、Windowsのドライバーが無いのがネック。
そのままだと標準のUSB HID系が当たるんですが、キーボードの操作は一通りできるものの、TrackPointの操作は全くできず。
もっとも、Windows XP以降ならドライバーはOSに添付されいるみたいですが…。
一番痛いのは、Linuxのドライバーが全くないこと!
カーネルのバージョン2.6系から4.9系のディストリで試したんですが、全く見つかりませんでした。
認識はしているんですが…。
ちなみに、Chicony製でした。
…と、こんな感じです。
ノートPCしか持っていなくて、薄いパンタグラフキーボードばかり使っているので、こういうストロークが深くて、上品なタイピングができるキーボードが一つあるのもいいのではと思います。
参考にしたサイト
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