2019年2月7日木曜日

猫を呼ぶデジカメ!? ニコン・COOLPIX950(E950)

いつか書こうと思っていた、COOLPIX950(E950)の話題です。
正直、いろんなサイトで取り上げられているので「今更…」と言う気がしていたんですが、毎日のように持ち歩いていたし、撮った写真を眺めていたら、決定的な理由が見つかったので。

その話は後回しにして、こちらが手持ちのE950です!

まずは外観から。
マグネシウム合金に、ザラっとした表面仕上げで質感は高い。
グリップの赤がアクセントですね。
グリップの上にはダイヤル。これと、液晶側や上面のボタンを組み合わせて、露出補正やシャッター・絞りなどを調節します。
ニコン・COOLPIX950(E950) 正面

話が前後しますが、購入したのは2010年2月。レンズキャップとソフトケース、ストラップ、128MBのCF、おまけの電池4本で3800円でした。
色々なサイトでの評価が高かったのと、やはりレンズが回転する独特の構造が印象的で、高かったけど買ってしまいました。

再び外観。
レンズを正面に向けてみる。
キャップを付けた状態。キャップのNikonロゴはシルバーでしたが、使い込んだら色が落ちてしまった。
レンズ取り付けひもは、別の機種の付属品です。
ニコン・COOLPIX950(E950) レンズを正面に回転

キャップを外したところ。
買った当初、「ZOOM NIKKOR」「7-21mm」「2.6-4」というのが全くわかっていませんでした。
ニコン・COOLPIX950(E950) レンズを正面に回転

液晶側から。
当時としては大きめの、2型液晶。ただ、日中の屋外では暗くて見えにくい。
レンズ側には、握りやすいように窪みが付けられている。
ニコン・COOLPIX950(E950) 液晶側

レンズを回転させると、ファインダーやストロボ・AFランプ。
視野補正の目安がついているので、狙い通りの構図で撮影できます。
ニコン・COOLPIX950(E950) レンズ回転状態

各種情報を表示するモノクロ液晶や、電源端子、シャッター・モードダイヤルなどが並ぶ上面。
このモノクロ液晶がついているのは高級機の証という感じがします。

大柄ですが、このようにフラットにできるので、バッグへの収まりは良好。
また、分厚いグリップのおかげで、がっちり握れて手ブレしにくかったです。
ニコン・COOLPIX950(E950) 上面

レンズ側の側面には、「X」を中心にした、どちらに回しても読める「COOLPIX」ロゴ。
ニコン・COOLPIX950(E950) レンズ側側面の「COOLPIX」ロゴ

本体側の側面。ストラップはここに取り付け。
「DIGITAL I/O」は、シリアル接続なので、USB変換の必要が有ります。
残念なのが、ネジの頭が白くなっていること。
それにしても、「MADE IN JAPAN」の表示が輝かしい。
ニコン・COOLPIX950(E950) 本体側の側面

底面。
安っぽい三脚穴に、華奢なCFスロットの蓋。この辺もがっかりポイントかも。
ニコン・COOLPIX950(E950) 底面

電池は単3電池を4本。
エネループ以外の電池だと残量が減ってくるとまともに動かないです。シャットダウン電圧が高めだと思われます。
ニコン・COOLPIX950(E950) 電池収納部

電池蓋の爪が一部折れてしまったので、ステンレスの針金を折り曲げた金具を使っていました。
ニコン・COOLPIX950(E950) 電池収納部

ニコン・COOLPIX950(E950) 電池収納部

ソフトケースとストラップ。
ストラップのアクセントカラーがワインレッドで、ニコンらしくないと思う人がいるかも。
ニコン・COOLPIX950(E950) ソフトケースとストラップ

COOLPIX S4とサイズ比較。
単3電池を4本使うE950はやっぱりでかい。
ニコン・COOLPIX950(E950)とCOOLPIX S4

今の状態ですが、残念ながら動きません。
原因は、本体とレンズをつなぐコネクターの接触不良。
CFスロットの近くにあったので、コネクターをしっかり抑えるための工夫をして、何とか使い続けたんですが、全く効果が無くなり、ほったらかしの状態になっています。
該当個所。
完全分解する必要があるんですが、複雑な内部構造で、これ以上は手を出せないです。
もう1台あれば躊躇せずに作業するんですけど…。
ニコン・COOLPIX950(E950) 故障原因

さらに、何度か落下させてしまい、レンズのズーム位置がずれてしまった。
ただ、この状態でも使用には差し支えなかったので、そのまま使っていました。

さて…取り上げる気になった決定的な理由、それは、大量の猫写真!
このデジカメを持ち歩いていると、いろんな所で猫に遭遇しまして、とても楽しかったです。
E950で撮影した、猫写真(の一部)

これを見て、ようやく取り上げる気になりました。
少しずつ公開していこうと思いますが、まずは…。

この機種ならではの写真、ローアングルでの猫です。
E950(COOLPIX950)で猫

マクロ。AFを外しやすいという指摘がありますが、MFで大雑把に焦点距離を合わせたあと、シャッターを半押しすればピントが合います。
E950(COOLPIX950)でマクロ

E950(COOLPIX950)でマクロ

紫の発色も良好。被写体はカキツバタです。
E950(COOLPIX950)でカキツバタ

色々なデジカメを手に入れたんですが、このカメラ、実によく手に馴染んでくれました。
動作が遅いという指摘があるんですが、シャッターの切れるタイミングを完全にマスターしたので、流鏑馬やウミネコの流し撮りに成功しました!
流鏑馬は、シャッター優先モードで1/500秒に固定、ウミネコはプログラムモードで特に変わった事はしなかったです。
今のメインが、キヤノン・PowerShot S3 ISなんですが、VGA止まりとはいえ動画撮影機能は充実しているものの、EVF仕様なので、高速で上下左右に動くものを追うは厳しい。
E950(COOLPIX950)で流し撮り(流鏑馬)

E950(COOLPIX950)で流し撮り(ウミネコ)

欠点はありますが、これほど相性のいい機械は2度と出てこない気がします…。
でも、2台目が手に入る可能性はもの凄く低そう。何とか復活させたいですけどね。

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2 件のコメント:

  1. こんばんは。
    E950 満を持しての登場ですねえ。
    デザイン、めっちゃかっこいいですね。まさにCOOLな感じです。
    写真も美しいし、流し撮りも見事です。
    復活は厳しそうな感じですが、これまで撮られた写真の数々、紹介されるのを楽しみにしています。

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    1. ありがとうございます!
      20年前に発売された211万画素機ですが、今でもウェブ用なら十分通用する画質なので、何処かで見掛けたら確保してほしいです。

      写真ですが…9000以上あるので選ぶのが大変ですが、頑張って公開していきます。

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